2018.04.02 Monday
第692話 とうとう富山三山二巡り
JUGEMテーマ:スポーツ
(平群天神社から伊予ケ岳を眺める)
とうとう4月に入りましたね。
外秩父七峰縦走ハイキング大会(4/22)が開催される月です。
春らしくとても穏やかな暖かさが続いていますが、少し良過ぎるのか、早くも桜が散り始めてしまったのが残念です。
と言う事で、4/1に今年始めて外秩父七峰縦走ハイキング大会シミュレーションとして、富山三山二巡りを歩いてきました。
一巡りの場合はウエイト(12.5kg)を背負いますが、二巡りの場合は背負いません。
と言うか、二巡りでウエイトは辛過ぎます。(>_<)
当日の天気は曇り時々晴れ、午後からは風が出てきて、夕方からは少し歩きに影響が出るくらいにかなり強くなりました。
二巡りは11時間前後掛かるので早くスタートしないと明るい内にゴールできません。
ゴール手前の最後の区間が歩道も無くブラインドコーナーもある為、真っ暗だととても危険なのです。
その為、5時起きで家を出ました。
06:55 市営駐車場スタート
さすがに1台も駐車はありませんでした。
ここまで順調にトレーニングを実施できていますが、今年始めての本番シミュレーションとしての二巡りなので、慎重に歩き始めました。
若かった頃のようにこのコースの自己ベストを目指す訳では無いので、無理しないことにしました。
全ては、本番時にベストコンディションへ持って行く事、です。
このコースをウエイトを背負わずに歩くのは久々です。
ペースは抑えていても自然に上がって行きました。
07:35 富山南峰観音堂
ウエイトを背負っていると、ここだけでスポーツTシャツは汗ぐっしょりなってしまうのですが、軽く汗ばむ程度でした。
(日陰に咲くシャガ)
07:47 富山北峰展望台
残念ながら富士山は全く見えませんでした。
山頂の桜も既に大分散っているようでした。
(見えているのは内房の東京湾)
(久里浜の工業地帯?)
(ダム湖の佐久間湖の桜は満開のようでした)
(富山東側山麓からの里山風景)
(みかんと桜! 値下がり避ける為収穫しないみかんが増えたように感じます)
(豊受神社。奥に見えるのは伊予ケ岳)
(最下点の水車小屋)
(水車小屋の隣の吉井の大井戸公園)
08:28 六地蔵
(伊予ケ岳の麓にこれがたくさん咲いてます。何というのかは不明)
まだもう一巡りあると思うとペースは抑え気味にせざるを得ませんが、それでもウエイトが無いと早いですね。
ロープ場/鎖場は誰もいなく、こんなにスムーズに登れたのは久々でした。
08:53 伊予ケ岳
(伊予ケ岳から富山を望む)
いつも下山時には山頂直下の祠へお参りするのですが、今回は初めて寄らない事にし、進入禁止のロープを張っているところから合掌するだけにしました。
何故かと言うと、3/18に一巡りした(ブログ無し)時に翌日から顔が凄く腫れたのです。
瞼が塞がれるほどで顔も首も赤く腫れたのです。
その翌日(3/20)は会社を休んで病院へ行きたかったのですが、午前中にどうしてもやらなければならない事があり、止む無く午後半休をとって地元の皮膚科へ行ったのです。
結果、漆かぶれと判明し、飲み薬3種類と、塗り薬2種類(顔と首用)をもらってきました。
それにしても、皮膚科ってマイナーな医科だと思っていて、しかも平日なのでガラガラだろうと思っていたら、何と待合室は超満員なのです。
しかも、待合室で待っている方々が中々減らないと思っていたら、小さなお子さん連れの方々が割り込むように外から入って来て診察室へ入るのです。
最初は不愉快だったのですが、考えたら小さなお子さんが長時間待合室でじっとしていることは不可能なので、外の駐車場の車の中で待っていたんですね。
そんなこともあって、2時間以上待ってやっと名前を呼ばれ、診察は5分で終わりました。(T_T)
皮膚科って平日は大体こんな感じなのでしょうか。
その原因の場所ははっきりとは分かっていないのですが、祠へ下るところに漆があったのではないかと思ったのです。
そこは進入禁止のロープが張ってあるだけに、急な階段は崩れていて周りの草木を掴まなくては安全に下れないのです。
登りもそうです。
その草木の中に漆があったのではないかと思ったのです。
それにしても、一巡り時にも必ずここを上り下りしていて、これまで何十回と上り下りしているのに、何故その時だけだったのだろうか。
もしかしたら、全然違う場所かも知れません。
漆は実際に触れなくても、近くを通っただけでもかぶれる方がいるそうなので。
でも、本番まで一ヶ月を切った時期にまたかぶれる訳には行かなかったので、安全を期して祠へ降りない事にしました。
尚、お陰様で金曜日までに腫れは完全に引きました。
赤みはまだ少し残っていたのですが、3/25に塔ノ岳行く頃には完全に治っていました。
09:13 平群天神社
平地区間(ものすごく緩い上り)でも、無理にペースは上げずに歩きました。
09:42 安田橋
一巡り時には最後の一山なので頑張ろう! と思うのですが、二巡り時にはまだまだ先は長いのです。
三山目なので、外秩父七峰縦走なら堂平山です。
笠間山以降の最大上り標高差190mの堂平山のつもりで登りました。
ウエイトを背負っている時は、最後の三山目は大分辛くなるのですが、ウエイト無しだと全然違いますね。
逆に、そうで無いと二巡りはできません。
(とても綺麗な紫色なのですが、既に大分散っていました)
(中腹のダイヤモンド牧場には久々に牛が外にいました)
10:06 大黒様
(大黒様)
ここから下の県道を挟んだ向かいの里山の景色には、いつも心を癒されます。
ただ、毎回同じ写真になるので今回は撮りませんでした。
(山頂直前のレッドカーペット)
10:24御殿山
もうこの時間なので山頂には数人はいると思ったのですが、一人もいませんでした。
寂しいですね。
登山口の安田橋から42分で山頂まで来ちゃいました。
ウエイトを背負っていると約1時間なので、やはり全然違いますね。
(富山と内房を望む)
(外房を望む)
(山頂の山桜は既に散り始めているようでした)
一休みして下りました。
ウエイトを背負ってないので、下りは特に軽快になります。
もちろん、勢いで早歩きにはなりますが、両足が同時に地面を離れるようないわゆる走りはしていません。
むしろ軽く走った方が足に掛かる負荷が少なくて全然楽だと思うのですが、ルールなので。
10:47 安田橋
ここから一巡り目のゴール・福満寺まではほとんど平地を約8km歩きます。
外秩父でも秩父高原牧場辺りはほぼ平地区間が続きますが8kmは無いですが、気分的にはそこを歩いてるつもりで歩きました。
12:13福満寺 一巡り目ゴール
(福満寺)
お参りして東屋で昼飯にしました。
そろそろ二巡り目をスタートしようとしたら、高校生が一人二人と現れたのです。
千葉にしては珍しいなと思っていたら、急にぞろぞろ現れて何と30人ぐらいに膨れ上がったのです。
女性は一人だったかな?
何なんだろうと思って聞いたら、東大の1年生と2年生のグループで毎年懇親会を兼ねて合宿していて、今日はその中の一行事で富山へ登るのだそうです。
ぱっと見高校生かと思ったのですが、まさか大学生だったとは。
しかも、東大生とは・・・。
千葉の山を選んでくれたのは嬉しかったのですが、何故富山なのかと聞いたら、毎年いろんな山へ行ってるが、今年はたまたま富山、との事でした。
観光目的の登山なら伏姫の籠り穴があるルートがいいのにと言おうとしたのですが、ここからそのルートの登山口へ移動するのは不可能だと思いやめました。
12:30 福満寺スタート 二巡り目スタート
このグループを追い越すのは大変なので、先に出発させてもらいました。
しかし、あの若さを発揮して凄いスピードで追い越されるかも知れないと思って、お墓の横を通って登山道へ合流したところで下を見たら彼らの姿が見えたのです。
しかし、それに釣られてスピードアップする訳には行きません。
残り半分をスタートしたばかりで、まだ先は長いのです。
その時はその時、と覚悟してペースをキープして登りました。
しかし、最後までその姿は二度と見えませんでした。
低山とはいえ、やはり富山の前半の登りはきついですよね。
恐らく普段は山歩きなどしたことが無いはずなので尚更です。
でも、富山を十分楽しんで欲しいと思いました。
そして、将来はリピーターになって周りの友人を誘って是非再び来て欲しいと思いました。
13:02 富山南峰観音堂
二巡り目は同じ写真ばかりになるので、基本的に山頂以外では写真を撮りませんでした。
もちろん、二巡り目でもお参りは欠かしません。
13:11 富山北峰展望台
さすがにこの時間なので数人いて安心しました。
それでも、お昼時にこの人数とは・・・。
展望台からの眺めは朝より更にガスってしまっていました。
(北峰展望台)
(富山東山麓から伊予ケ岳を望む)
最下点の吉井の大井戸公園から伊予ケ岳へ向かって登り直しますが、その頂点の正壽院までは0.5峰とし、二巡りで一峰とカウントしています。
皇鈴山(みすずやま)や登谷山(とやさん)が標高差70mぐらいで一山とカウントしているぐらいなら、一山計算でも問題無いと思いますが、控えめにカウントしています。
その方が二巡りでちょうど七峰になるという言葉上のこともあるので。(^^;
13:45 正壽院 (大霧山)
ここでは休むことはしません。
一巡りの時もです。
13:53 六地蔵
いよいよ6峰目の皇鈴山です。
実際の皇鈴山と比べる大分厳しいですが。
ロープ場/鎖場の一箇所で、親子3人連れが下りていたので下で待ちました。
見たら、お父さんが先に下りていて、小学4,5年の男子が垂直に落ち込もうとしているところを正面を向いたままロープも使わずに降りようとしていたのです。
これは危ない、滑落する! と思い、「後ろを向いて、ロープを掴んで!」と声を荒げてしまいました。
そのお陰で無事降りられましたが、一体お父さんは何をしてるんだろうか、とお父さんに対して凄く怒りが込み上げて来ました。
私がこの壁をロープを使わずに登り降りするルートは壁の奥から斜めにトラバースするルートです。
それでも、特に下りの時は最後の足場が見えず、勇気を持って一歩下ろさないといけないのですが。
私は壁を良く見て3点支持で登れば、伊予ケ岳の全ての壁はロープも鎖も要らないと思っています。
ウエイトを背負った時にもロープも鎖もほとんど使いません。
壁を見て足場や掴む所を見つけるルートファインディングが無理なら、しっかりとロープや鎖を掴んで欲しいと思います。
伊予ケ岳は336mと低山ですが、ロープ場/鎖場は当然ながら気を緩められません。
小さな油断やわずかな気の緩みが大きな怪我や最悪死までも招いてしまうのです。
更に、壁間は小ザレているので、滑り易くてとても危険なのです。
14:26 伊予ケ岳
(3,366mではありません。小数点が消えています)
途中で右膝裏の内側の筋(すじ)が痛み出しました。
ウエイトは背負っていないとはいえ、二巡りはやはり無傷では無理でした。
山頂でしばらく筋を揉んで下山しました。
二巡り目も祠へは寄りませんでした。
尾根の東屋から先を下山途中で短パンを履いた背の高い中学生ぐらいの女子とすれ違いました。
靴も紐なしの普通のカジュアル靴でした。
その後小学生の男の子2人とお父さんお母さんの4人が登って来ました。
恐らく先ほど女子は同じ家族の一員だと思い聞いたらそうだと言うので、「あの格好ではロープ場/鎖場は危ないのでやめた方がいいですよ。」と言ったのです。
そしたら「そうですか。ロープ場/鎖場は登らせないで下で待たせます。」と言ったのですが、果たしてどうだったんだろうか。
二人の男の子もお父さんお母さんも、長ズボンではありましたが普段着だったし、靴も普通の靴だったし、誰もザックも背負わずお母さんがバッグを腕に抱えているだけでした。
およそ山へ登ろうかと言う服装ではありません。
千葉の山は皆低山なのでその格好でも登れてしまいます。
伊予ケ岳でもそのような格好で山頂まで登っている方もいます。
でも、伊予ケ岳だけは尾根の肩の東屋までにして欲しいと思いました。
特に短パンを履いていた女の子には。
無事下山できただろうか。
14:50 平群天神社
15:20 安田橋
いよいよ最後の七峰目・登谷山です。
ここも実際の登谷山よりは大分厳しいのですが、そう思わなければ二回り目は景色に飽きてしまうので、モチベーションを上げる為にはこれしかありません。
左の膝裏の内側の筋(すじ)も痛くなったので、左右とも同じ箇所が痛くなったのは初めてでした。
騙し騙し歩くようにしました。
それでも、一巡り目同様に大黒様までは休まずに登れたので少し自信が付きました。
鍋割山、塔ノ岳とウエイトを背負って登った成果だと思います。
15:45 大黒様
ここでも一休みして膝裏の痛くなった筋を揉みました。
16:04 御殿山
山頂の所為かかなり風が強く、汗ばんだスポーツTシャツではどんどん体温を奪われて寒くなるので、着替えました。
ここでも筋を揉んで下山しました。
16:28 安田橋
最後の約8kmの平地区間です。
両膝裏の筋に影響が無いくらいに少しだけペースを上げました。
気持ちだけはラストスパートです。
しかし、結構強い向かい風でしたが風向きはかなり荒れていて、一瞬風が弱くなったり、向きを変えたりと言った状況でした。
強い向かい風に対抗するので前傾姿勢で歩くのですが、そうなると風向きが変わった瞬間に体が前へ引っ張り出されるようによろけてしまうのです。
とても歩き難かったのですが、これはもう足も大分疲れている為、瞬時の変化に着いて行けないのだと思いました。
今時間を計算してみると、安田橋〜福満寺は一巡り目が1時間26分、二巡り目が1時間31分と、気持ちラストスパートでやっと一巡り目とほぼ同じ時間でした。
止むを得ません。
犬掛交差点からは県道185号線の両側を山に囲われる為大分風は弱まり、楽に歩けるようになったので大いに助かりました。
(崖崩れの先に菜の花が。根元は結構太いんですね)
まだ十分明るい内に着いて大いに安心しました。
17:59 福満寺
東屋で顔と腕を洗って少しでも汗臭さを落としました。
ゴールしてからその為だけに寄るのは面倒なので。
18:10 市営駐車場ゴール
<所要時間>
総合:11時間15分
一巡り目:5時間18分
昼食時間:17分
二巡り目:5時間40分
ここ数年二巡りは外秩父の大会前に一回だけです。
若い頃には、2,3回もやっていて、二巡りの自己ベストにもチャレンジしていました。
結局自己ベストは2010/03/28に記録した10時間5分でした。(第329話)
何と、今回より1時間10分も早いのです!
当時のブログを読むと自己ベストには挑戦してないと書いてますね。(^^;
18年前というと45歳ですね。
63歳で45歳に敵うはずがありません。(T_T)
しかし、外秩父七峰の自己ベストはその年では無く、2014年に記録してるのです。
そのタイムは7時間43分でした。(第515話)
このブログを読むと、もう歳(59歳)なので自己ベスト更新は狙っていなかったと書かれていました。(^^;
残念ながら事前トレーニングの状況にはあまり関係無く、しかも歳にもあまり関係無いようです。
と言ってももう63歳です。
あとトレーニング機会は2回です。
最後は丹沢の3回目として、また塔ノ岳へ登ろうと思っています。
で、本番を迎えます。
あまり大きな期待は抱かずに頑張ろうと思います。
因みに、iPhoneのヘルスケアで見たら、次の通りでした。
距離:53km
歩数:63,195歩
上がった回数:565階
距離は44kmのはずですが、この距離はGPSで移動距離を計算してるんだろうか。
二巡りは11時間前後掛かるので早くスタートしないと明るい内にゴールできません。
ゴール手前の最後の区間が歩道も無くブラインドコーナーもある為、真っ暗だととても危険なのです。
その為、5時起きで家を出ました。
06:55 市営駐車場スタート
さすがに1台も駐車はありませんでした。
ここまで順調にトレーニングを実施できていますが、今年始めての本番シミュレーションとしての二巡りなので、慎重に歩き始めました。
若かった頃のようにこのコースの自己ベストを目指す訳では無いので、無理しないことにしました。
全ては、本番時にベストコンディションへ持って行く事、です。
このコースをウエイトを背負わずに歩くのは久々です。
ペースは抑えていても自然に上がって行きました。
07:35 富山南峰観音堂
ウエイトを背負っていると、ここだけでスポーツTシャツは汗ぐっしょりなってしまうのですが、軽く汗ばむ程度でした。
(日陰に咲くシャガ)
07:47 富山北峰展望台
残念ながら富士山は全く見えませんでした。
山頂の桜も既に大分散っているようでした。
(見えているのは内房の東京湾)
(久里浜の工業地帯?)
(ダム湖の佐久間湖の桜は満開のようでした)
(富山東側山麓からの里山風景)
(みかんと桜! 値下がり避ける為収穫しないみかんが増えたように感じます)
(豊受神社。奥に見えるのは伊予ケ岳)
(最下点の水車小屋)
(水車小屋の隣の吉井の大井戸公園)
08:28 六地蔵
(伊予ケ岳の麓にこれがたくさん咲いてます。何というのかは不明)
まだもう一巡りあると思うとペースは抑え気味にせざるを得ませんが、それでもウエイトが無いと早いですね。
ロープ場/鎖場は誰もいなく、こんなにスムーズに登れたのは久々でした。
08:53 伊予ケ岳
(伊予ケ岳から富山を望む)
いつも下山時には山頂直下の祠へお参りするのですが、今回は初めて寄らない事にし、進入禁止のロープを張っているところから合掌するだけにしました。
何故かと言うと、3/18に一巡りした(ブログ無し)時に翌日から顔が凄く腫れたのです。
瞼が塞がれるほどで顔も首も赤く腫れたのです。
その翌日(3/20)は会社を休んで病院へ行きたかったのですが、午前中にどうしてもやらなければならない事があり、止む無く午後半休をとって地元の皮膚科へ行ったのです。
結果、漆かぶれと判明し、飲み薬3種類と、塗り薬2種類(顔と首用)をもらってきました。
それにしても、皮膚科ってマイナーな医科だと思っていて、しかも平日なのでガラガラだろうと思っていたら、何と待合室は超満員なのです。
しかも、待合室で待っている方々が中々減らないと思っていたら、小さなお子さん連れの方々が割り込むように外から入って来て診察室へ入るのです。
最初は不愉快だったのですが、考えたら小さなお子さんが長時間待合室でじっとしていることは不可能なので、外の駐車場の車の中で待っていたんですね。
そんなこともあって、2時間以上待ってやっと名前を呼ばれ、診察は5分で終わりました。(T_T)
皮膚科って平日は大体こんな感じなのでしょうか。
その原因の場所ははっきりとは分かっていないのですが、祠へ下るところに漆があったのではないかと思ったのです。
そこは進入禁止のロープが張ってあるだけに、急な階段は崩れていて周りの草木を掴まなくては安全に下れないのです。
登りもそうです。
その草木の中に漆があったのではないかと思ったのです。
それにしても、一巡り時にも必ずここを上り下りしていて、これまで何十回と上り下りしているのに、何故その時だけだったのだろうか。
もしかしたら、全然違う場所かも知れません。
漆は実際に触れなくても、近くを通っただけでもかぶれる方がいるそうなので。
でも、本番まで一ヶ月を切った時期にまたかぶれる訳には行かなかったので、安全を期して祠へ降りない事にしました。
尚、お陰様で金曜日までに腫れは完全に引きました。
赤みはまだ少し残っていたのですが、3/25に塔ノ岳行く頃には完全に治っていました。
09:13 平群天神社
平地区間(ものすごく緩い上り)でも、無理にペースは上げずに歩きました。
09:42 安田橋
一巡り時には最後の一山なので頑張ろう! と思うのですが、二巡り時にはまだまだ先は長いのです。
三山目なので、外秩父七峰縦走なら堂平山です。
笠間山以降の最大上り標高差190mの堂平山のつもりで登りました。
ウエイトを背負っている時は、最後の三山目は大分辛くなるのですが、ウエイト無しだと全然違いますね。
逆に、そうで無いと二巡りはできません。
(とても綺麗な紫色なのですが、既に大分散っていました)
(中腹のダイヤモンド牧場には久々に牛が外にいました)
10:06 大黒様
(大黒様)
ここから下の県道を挟んだ向かいの里山の景色には、いつも心を癒されます。
ただ、毎回同じ写真になるので今回は撮りませんでした。
(山頂直前のレッドカーペット)
10:24御殿山
もうこの時間なので山頂には数人はいると思ったのですが、一人もいませんでした。
寂しいですね。
登山口の安田橋から42分で山頂まで来ちゃいました。
ウエイトを背負っていると約1時間なので、やはり全然違いますね。
(富山と内房を望む)
(外房を望む)
(山頂の山桜は既に散り始めているようでした)
一休みして下りました。
ウエイトを背負ってないので、下りは特に軽快になります。
もちろん、勢いで早歩きにはなりますが、両足が同時に地面を離れるようないわゆる走りはしていません。
むしろ軽く走った方が足に掛かる負荷が少なくて全然楽だと思うのですが、ルールなので。
10:47 安田橋
ここから一巡り目のゴール・福満寺まではほとんど平地を約8km歩きます。
外秩父でも秩父高原牧場辺りはほぼ平地区間が続きますが8kmは無いですが、気分的にはそこを歩いてるつもりで歩きました。
12:13福満寺 一巡り目ゴール
(福満寺)
お参りして東屋で昼飯にしました。
そろそろ二巡り目をスタートしようとしたら、高校生が一人二人と現れたのです。
千葉にしては珍しいなと思っていたら、急にぞろぞろ現れて何と30人ぐらいに膨れ上がったのです。
女性は一人だったかな?
何なんだろうと思って聞いたら、東大の1年生と2年生のグループで毎年懇親会を兼ねて合宿していて、今日はその中の一行事で富山へ登るのだそうです。
ぱっと見高校生かと思ったのですが、まさか大学生だったとは。
しかも、東大生とは・・・。
千葉の山を選んでくれたのは嬉しかったのですが、何故富山なのかと聞いたら、毎年いろんな山へ行ってるが、今年はたまたま富山、との事でした。
観光目的の登山なら伏姫の籠り穴があるルートがいいのにと言おうとしたのですが、ここからそのルートの登山口へ移動するのは不可能だと思いやめました。
12:30 福満寺スタート 二巡り目スタート
このグループを追い越すのは大変なので、先に出発させてもらいました。
しかし、あの若さを発揮して凄いスピードで追い越されるかも知れないと思って、お墓の横を通って登山道へ合流したところで下を見たら彼らの姿が見えたのです。
しかし、それに釣られてスピードアップする訳には行きません。
残り半分をスタートしたばかりで、まだ先は長いのです。
その時はその時、と覚悟してペースをキープして登りました。
しかし、最後までその姿は二度と見えませんでした。
低山とはいえ、やはり富山の前半の登りはきついですよね。
恐らく普段は山歩きなどしたことが無いはずなので尚更です。
でも、富山を十分楽しんで欲しいと思いました。
そして、将来はリピーターになって周りの友人を誘って是非再び来て欲しいと思いました。
13:02 富山南峰観音堂
二巡り目は同じ写真ばかりになるので、基本的に山頂以外では写真を撮りませんでした。
もちろん、二巡り目でもお参りは欠かしません。
13:11 富山北峰展望台
さすがにこの時間なので数人いて安心しました。
それでも、お昼時にこの人数とは・・・。
展望台からの眺めは朝より更にガスってしまっていました。
(北峰展望台)
(富山東山麓から伊予ケ岳を望む)
最下点の吉井の大井戸公園から伊予ケ岳へ向かって登り直しますが、その頂点の正壽院までは0.5峰とし、二巡りで一峰とカウントしています。
皇鈴山(みすずやま)や登谷山(とやさん)が標高差70mぐらいで一山とカウントしているぐらいなら、一山計算でも問題無いと思いますが、控えめにカウントしています。
その方が二巡りでちょうど七峰になるという言葉上のこともあるので。(^^;
13:45 正壽院 (大霧山)
ここでは休むことはしません。
一巡りの時もです。
13:53 六地蔵
いよいよ6峰目の皇鈴山です。
実際の皇鈴山と比べる大分厳しいですが。
ロープ場/鎖場の一箇所で、親子3人連れが下りていたので下で待ちました。
見たら、お父さんが先に下りていて、小学4,5年の男子が垂直に落ち込もうとしているところを正面を向いたままロープも使わずに降りようとしていたのです。
これは危ない、滑落する! と思い、「後ろを向いて、ロープを掴んで!」と声を荒げてしまいました。
そのお陰で無事降りられましたが、一体お父さんは何をしてるんだろうか、とお父さんに対して凄く怒りが込み上げて来ました。
私がこの壁をロープを使わずに登り降りするルートは壁の奥から斜めにトラバースするルートです。
それでも、特に下りの時は最後の足場が見えず、勇気を持って一歩下ろさないといけないのですが。
私は壁を良く見て3点支持で登れば、伊予ケ岳の全ての壁はロープも鎖も要らないと思っています。
ウエイトを背負った時にもロープも鎖もほとんど使いません。
壁を見て足場や掴む所を見つけるルートファインディングが無理なら、しっかりとロープや鎖を掴んで欲しいと思います。
伊予ケ岳は336mと低山ですが、ロープ場/鎖場は当然ながら気を緩められません。
小さな油断やわずかな気の緩みが大きな怪我や最悪死までも招いてしまうのです。
更に、壁間は小ザレているので、滑り易くてとても危険なのです。
14:26 伊予ケ岳
(3,366mではありません。小数点が消えています)
途中で右膝裏の内側の筋(すじ)が痛み出しました。
ウエイトは背負っていないとはいえ、二巡りはやはり無傷では無理でした。
山頂でしばらく筋を揉んで下山しました。
二巡り目も祠へは寄りませんでした。
尾根の東屋から先を下山途中で短パンを履いた背の高い中学生ぐらいの女子とすれ違いました。
靴も紐なしの普通のカジュアル靴でした。
その後小学生の男の子2人とお父さんお母さんの4人が登って来ました。
恐らく先ほど女子は同じ家族の一員だと思い聞いたらそうだと言うので、「あの格好ではロープ場/鎖場は危ないのでやめた方がいいですよ。」と言ったのです。
そしたら「そうですか。ロープ場/鎖場は登らせないで下で待たせます。」と言ったのですが、果たしてどうだったんだろうか。
二人の男の子もお父さんお母さんも、長ズボンではありましたが普段着だったし、靴も普通の靴だったし、誰もザックも背負わずお母さんがバッグを腕に抱えているだけでした。
およそ山へ登ろうかと言う服装ではありません。
千葉の山は皆低山なのでその格好でも登れてしまいます。
伊予ケ岳でもそのような格好で山頂まで登っている方もいます。
でも、伊予ケ岳だけは尾根の肩の東屋までにして欲しいと思いました。
特に短パンを履いていた女の子には。
無事下山できただろうか。
14:50 平群天神社
15:20 安田橋
いよいよ最後の七峰目・登谷山です。
ここも実際の登谷山よりは大分厳しいのですが、そう思わなければ二回り目は景色に飽きてしまうので、モチベーションを上げる為にはこれしかありません。
左の膝裏の内側の筋(すじ)も痛くなったので、左右とも同じ箇所が痛くなったのは初めてでした。
騙し騙し歩くようにしました。
それでも、一巡り目同様に大黒様までは休まずに登れたので少し自信が付きました。
鍋割山、塔ノ岳とウエイトを背負って登った成果だと思います。
15:45 大黒様
ここでも一休みして膝裏の痛くなった筋を揉みました。
16:04 御殿山
山頂の所為かかなり風が強く、汗ばんだスポーツTシャツではどんどん体温を奪われて寒くなるので、着替えました。
ここでも筋を揉んで下山しました。
16:28 安田橋
最後の約8kmの平地区間です。
両膝裏の筋に影響が無いくらいに少しだけペースを上げました。
気持ちだけはラストスパートです。
しかし、結構強い向かい風でしたが風向きはかなり荒れていて、一瞬風が弱くなったり、向きを変えたりと言った状況でした。
強い向かい風に対抗するので前傾姿勢で歩くのですが、そうなると風向きが変わった瞬間に体が前へ引っ張り出されるようによろけてしまうのです。
とても歩き難かったのですが、これはもう足も大分疲れている為、瞬時の変化に着いて行けないのだと思いました。
今時間を計算してみると、安田橋〜福満寺は一巡り目が1時間26分、二巡り目が1時間31分と、気持ちラストスパートでやっと一巡り目とほぼ同じ時間でした。
止むを得ません。
犬掛交差点からは県道185号線の両側を山に囲われる為大分風は弱まり、楽に歩けるようになったので大いに助かりました。
(崖崩れの先に菜の花が。根元は結構太いんですね)
まだ十分明るい内に着いて大いに安心しました。
17:59 福満寺
東屋で顔と腕を洗って少しでも汗臭さを落としました。
ゴールしてからその為だけに寄るのは面倒なので。
18:10 市営駐車場ゴール
<所要時間>
総合:11時間15分
一巡り目:5時間18分
昼食時間:17分
二巡り目:5時間40分
ここ数年二巡りは外秩父の大会前に一回だけです。
若い頃には、2,3回もやっていて、二巡りの自己ベストにもチャレンジしていました。
結局自己ベストは2010/03/28に記録した10時間5分でした。(第329話)
何と、今回より1時間10分も早いのです!
当時のブログを読むと自己ベストには挑戦してないと書いてますね。(^^;
18年前というと45歳ですね。
63歳で45歳に敵うはずがありません。(T_T)
しかし、外秩父七峰の自己ベストはその年では無く、2014年に記録してるのです。
そのタイムは7時間43分でした。(第515話)
このブログを読むと、もう歳(59歳)なので自己ベスト更新は狙っていなかったと書かれていました。(^^;
残念ながら事前トレーニングの状況にはあまり関係無く、しかも歳にもあまり関係無いようです。
と言ってももう63歳です。
あとトレーニング機会は2回です。
最後は丹沢の3回目として、また塔ノ岳へ登ろうと思っています。
で、本番を迎えます。
あまり大きな期待は抱かずに頑張ろうと思います。
因みに、iPhoneのヘルスケアで見たら、次の通りでした。
距離:53km
歩数:63,195歩
上がった回数:565階
距離は44kmのはずですが、この距離はGPSで移動距離を計算してるんだろうか。