2017.08.18 Friday
第669話 富山(とみやま)三山一巡り
8/15(火)
朝方は曇りだったので直射日光も無く、最高のお天気でした。
午後からは雨マークも出ていましたが、大雨になることは無いだろうと思っていました。
10:10 富山市営駐車場スタート
約5ヶ月ぶりのウエイト(12.5kg)は登山道までの平地区間を歩いている内は、あまり重さは感じなかったのです。
しかし、登山道に入ってからは足にかなり負担を感じました。
中腹まで登ると、足も楽では無いのですが、呼吸が苦しくなってきました。
無理しないようにペースを落としてはいるのですが・・・。
やはり、4月の外秩父七峰縦走以降は平地主体のトレーニングだったとは言え、約5ヶ月ぶりのウエイトは厳しいですね。
無理せず、途中3回休んで何とか南峰山頂へ着きました。
11:00 富山南峰観音堂
こんな調子で本当に一巡りできるのか、不安になりました。
北峰への階段の上りも結構辛く、やはりこれでは無理だと思いました。
11:15 富山北峰展望台
どのルートで戻ろうか考えました。
来た道を戻るのが最短ですが、面白くありません。
西斜面の伏姫の篭り穴経由は普段歩かないルートなので良いのですが、これも最短に近いルートです。
そこでいつも通る西斜面のルートですが、伊予ケ岳麓の六地蔵まで行くのは、最低地点の吉井公園から0.5峰まで延々と上りが続くし、六地蔵から駐車場まで戻るのも大回りで距離が長く、このルートは無理だと思いました。
そこで、以前一度やはり敗退時に歩いた富山麓の外周路を通って、西側の県道へ出るショートカットルートにしました。
途中雨が予想外に強くなり、小さな折りたたみ傘ではほとんど効果が無いように濡れてしまいました。
12:22 福満寺
13:05 駐車場ゴール
こうして敗退して見ると、ウエイトを背負っての三山一巡りって、尋常じゃ無いなと思えて来ました。
リベンジしなくては、とは思ったのですが、こんな体力状態で直ぐリベンジできるのか心配でした。
それより、今夏は異例の雨続きですが、リベンジするならやはり雨が降らない日にしたいと思いました。
天気予報では8/17(木)が雨が降らず、午後には日も出る予報だったので、その日にリベンジすることにしました。
幸い足の筋肉痛は無かったのですが、今度は一巡りできるようになったのか、その根拠は何なのか、と聞かれても根拠はありませんでした。
強いて言えば、敗退でしたがそれもトレーニングになった事でした。
もちろん、一山と三山ではその過酷さがあまりにも違い過ぎるので、その程度のトレーニングで? とも思いましたが、休み休み歩けば大丈夫ではないかと思いました。
8/17(木)
午前中は曇りでした。
午後の日差しがどの程度のものかが気懸りでした。
10:37 富山(とみさん)市営駐車場スタート
福満寺からの登山道はいきなり急登が続くのです。
意識的に一歩一歩の歩幅を狭めると共に、ペースも落として登ったのですが、その効果か前回よりも苦しくならないのです。
11:25 富山南峰観音堂
少し安心しましたが、まだこの先どうなるか分からず、完全に一巡りできそうかまでの自信は持てませんでした。
(最近全く整備されなくなりました。何故?)
富山は双耳峰なので北峰展望台へも階段の上りがあります。
ここも辛かったのですが、前回ほどではありませんでした。
11:40 富山北峰展望台
ここでTシャツは汗びっしょりだったので、着替えました。
脱いだTシャツを絞ってみたら、汗がポタポタでは無く、ダーッと大量に落ちて驚きました。
山の中腹以上はガスっていて視界数メートルと湿度100%のような感じでしたが、まさかこれほどの汗とは思ってもいませんでした。
(ガスっていて全く下界が見えない)
ここで、どうするか考えました。
前回よりは良いのですが、その違いは多少レベルで、ハッキリと一巡り出来る自信まではありませんでした。
しかし、せっかくの天気なので、行けるところまで行ってみる事にしました。
もしかしたら、最低地点から0.5山の長い上り途中でギブアップするかも知れないし、二山目の伊予ケ岳の上りでギブアップするかも知れませんが、兎に角行けるところまで行く事にしました。
12:40 六地蔵
0.5山は無事クリア出来て安堵し、少し下って伊予ケ岳の西側登山道入り口の六地蔵まで来て一休みしました。
途中少し辛かったのですが、何とか休まずに来れました。
しかし、これから始まる伊予ケ岳はそう言う訳には行かないだろうと思い、無理せず途中で何度も休む事にしました。
案の定、いつもなら尾根の肩の東屋まではノンストップで登るのですが、ゆっくり3回休んで東屋まで登りました。
そこから先は急なロープ場/鎖場が続くので、ウエイトの入ったザックを降ろして軽身で登ろうかとも思いました。
しかし、ここでザックを降ろして登った事は無いので、ここも途中休み休みでも良いので、背負ったまま登る事にしました。
但し、ロープや鎖はこれまでのように絶対使わないのでは無く、いざと言う時には躊躇無く使う事にしました
ここは泥岩質の岩場なので濡れると滑り易いのです。
また、暫くぶりだったのですが、その間に足場になっていた箇所も崩れていて大分変化していました。
そのような箇所ではロープや鎖を掴みました。
13:31 伊予ケ岳
ロープ場/鎖場区間も途中休み休み登ったので大分時間は掛かりましたが、何とか伊予ケ岳山頂に登れて大分安堵しました。
ザックを降ろして、痛くなった両肩を叩いてほぐしました。
ウエイトを背負っていてもヒョイヒョイ登っていた頃が信じられませんでした。
やはり歳なんだろうか、それとも4月の外秩父大会以降は11月の日本スリーデーマーチに向けて平地コースを歩くようになったからだろうか。
(山頂に一輪だけ咲いていた藪萱草)
山頂直下の祠には毎回寄っているので、今回も寄ってみたら、何と小さな祠に積み上げていた私のお賽銭がきれいに無くなっていたのです。
元々祠側には降りないようにロープが張ってあるし、急斜面で草も茫々なので普通の方は掻き分けて降りる気も湧かないし、分け入っても階段は崩れていて階段脇の草を掴みながらでないと上り下り出来ないのです。
そんなところなので、お賽銭は私が積み上げた100円玉だけでした。
以前は年に一度はきれいに草が刈られてお賽銭も回収されていたのですが、数年前から全く掃除もされず回収もされなくなったのです。
それが、きれいに回収されていたのでビックリしました。
良くみたら、祠の前だけは草が刈られているようでした。
これを機会に進入禁止のロープは残しておくとしても、階段を復旧して草も月に一度ぐらいは刈ってくれるとありがたいのですが・・・。
14:13 平群天神社
お昼も大分過ぎて空腹になっていたので、お参りしてここの東屋で昼食にしようとしたのですが、ちょうどペットボトルの水が切れたので、バス通りに出てお店の自販機でコーラを買い、そこのベンチで昼食にしました。
おにぎりを二つとも食べれたのでまだバテていない事が分かり一安心しました。
ここでは約40分とかなり長時間休みました。
14:50 出発
ここから3山目登山口の安田橋までは平地歩きなので少し気持ちが軽くなりました。
日差しが急に強くなりましたが、直ぐに雲に隠れて安心しました。
もし、晴天だったら今回のウエイトを背負っての三山巡りは無理だと思いました。
(懐かしい風景。でもこの長雨じゃ・・・)
15:15 安田橋
いよいよ最後の3山目です。
気持ちは最高に不安で暗くなりました。
ここも休み休み行けるところまで行って、もし途中でダメだったら引き返すつもりでした。
意外にも中腹のダイヤモンド牧場まで休まずに登れました。
牧場のおばちゃんと挨拶したら、「良く見るね。」と言うので「はい、しばしば」と返したのですが、もう少し元気があれば気の利いた返事も返せたのに、と残念でした。
でも、見てくれていたんですね。もちろん毎回では無いと思いますが。
そこからが急登で、しかも濡れているので滑り易くて危ないのです。
直線的なコンクリート道路で、表面はツルツルの小石が頭を出していて、苔も付いていて、しかも昨日の雨でまだ濡れているので、登っている間にも数回滑ってしまいました。
この状態で無事に下るのはとても難しいのです。
下りの勢いを止めるにも踏ん張らないといけないのですが、その踏ん張りでも滑ってしまうのです。
尾根の大黒様とその前後でも休みながら、何とか最後の山頂に立てました。
16:19 御殿山
もう登る必要は無いと言う思いと、何とか一巡りできそうになったので、感無量でした。
山頂の東屋で仰向けになって休みました。
ここでも少し長めに休みました。
本当は好きなだけ休めたら1時間ぐらいは休んでいたと思います。
でも、既に16時を過ぎていたので、そろそろ出発しないと最後の区間が歩道も無いブラインドコーナーが続くワインディグなので真っ暗になるととても危険なのです。
地元30km/50kmコースのゴルフ場に挟まれた区間と似ています。
(富山と内房を望む)
(外房を望む)
それでも20分ぐらいは休んでいたと思います。
山頂の祠へお参りして下りました。
(これは何茸?)
実は下り途中に1箇所だけ少し厳しい登りがあるのです。
これが本当に最後の登りです。
いつもなら登り切ったところで立ったまま一休みするのですが、意外にもその必要も無く歩き続けられました。
恐らく、山頂で十分な休息を取った為ではないかと思いました。
いよいよ、危険区間になりました。
少しでも苔が少ないところや乾いているところを選んで歩くのですが、完全に乾いているところは無かったので、勢いを止めながら一歩一歩慎重に進めていたのですが、やはり進めた右足がズーと滑ってしまい、支える左足もズーと一緒に滑ったのです。
尻を着きそうになったのですが何とか持ちこたえて、そのまま道路の外へ出て止まりました。
しかし、道路の外側は崖なので危ないところでした。
17:03安田橋
ここからは約8kmの平地区間です。
ゆっくり目に歩いても2時間あればゴールできると思いました。
危険区間は既にライトを点けいてる車もいましたが、ギリギリ明るい内に通り抜けられました。
途中2回休んでやっとゴール間近の福満寺に着きました。
18:55 福満寺
福満寺に着いた時は真っ暗でした。
無事一巡りできた事に感謝してお参りしました。
既に本堂の戸は閉まっていましたが、敷居のところへお賽銭を置くのはいつもの事です。
いつもなら5分もいずにゴールの駐車場を目指すのですが、今回はタイムを目指している訳では無いので、お寺の東屋で汗拭きタオルを洗い、顔や腕も洗ってスッキリしました。
19:13 ゴール
所要時間:8時間36分
最初は一巡りできる自信も無かったのですが、何とか完歩できて大大安堵しました。
ウエイトありの一巡りの自己ベストは5時間31分です。
これからトレーニングを続ければ3時間の短縮は可能なんだろうか。
やはり歳なのでもう無理なんだろうか。
取り敢えず、当初の予定通り今回のトレーニングを地元50kmへ活かして行こうと思います。
朝方は曇りだったので直射日光も無く、最高のお天気でした。
午後からは雨マークも出ていましたが、大雨になることは無いだろうと思っていました。
10:10 富山市営駐車場スタート
約5ヶ月ぶりのウエイト(12.5kg)は登山道までの平地区間を歩いている内は、あまり重さは感じなかったのです。
しかし、登山道に入ってからは足にかなり負担を感じました。
中腹まで登ると、足も楽では無いのですが、呼吸が苦しくなってきました。
無理しないようにペースを落としてはいるのですが・・・。
やはり、4月の外秩父七峰縦走以降は平地主体のトレーニングだったとは言え、約5ヶ月ぶりのウエイトは厳しいですね。
無理せず、途中3回休んで何とか南峰山頂へ着きました。
11:00 富山南峰観音堂
こんな調子で本当に一巡りできるのか、不安になりました。
北峰への階段の上りも結構辛く、やはりこれでは無理だと思いました。
11:15 富山北峰展望台
どのルートで戻ろうか考えました。
来た道を戻るのが最短ですが、面白くありません。
西斜面の伏姫の篭り穴経由は普段歩かないルートなので良いのですが、これも最短に近いルートです。
そこでいつも通る西斜面のルートですが、伊予ケ岳麓の六地蔵まで行くのは、最低地点の吉井公園から0.5峰まで延々と上りが続くし、六地蔵から駐車場まで戻るのも大回りで距離が長く、このルートは無理だと思いました。
そこで、以前一度やはり敗退時に歩いた富山麓の外周路を通って、西側の県道へ出るショートカットルートにしました。
途中雨が予想外に強くなり、小さな折りたたみ傘ではほとんど効果が無いように濡れてしまいました。
12:22 福満寺
13:05 駐車場ゴール
こうして敗退して見ると、ウエイトを背負っての三山一巡りって、尋常じゃ無いなと思えて来ました。
リベンジしなくては、とは思ったのですが、こんな体力状態で直ぐリベンジできるのか心配でした。
それより、今夏は異例の雨続きですが、リベンジするならやはり雨が降らない日にしたいと思いました。
天気予報では8/17(木)が雨が降らず、午後には日も出る予報だったので、その日にリベンジすることにしました。
幸い足の筋肉痛は無かったのですが、今度は一巡りできるようになったのか、その根拠は何なのか、と聞かれても根拠はありませんでした。
強いて言えば、敗退でしたがそれもトレーニングになった事でした。
もちろん、一山と三山ではその過酷さがあまりにも違い過ぎるので、その程度のトレーニングで? とも思いましたが、休み休み歩けば大丈夫ではないかと思いました。
8/17(木)
午前中は曇りでした。
午後の日差しがどの程度のものかが気懸りでした。
10:37 富山(とみさん)市営駐車場スタート
福満寺からの登山道はいきなり急登が続くのです。
意識的に一歩一歩の歩幅を狭めると共に、ペースも落として登ったのですが、その効果か前回よりも苦しくならないのです。
11:25 富山南峰観音堂
少し安心しましたが、まだこの先どうなるか分からず、完全に一巡りできそうかまでの自信は持てませんでした。
(最近全く整備されなくなりました。何故?)
富山は双耳峰なので北峰展望台へも階段の上りがあります。
ここも辛かったのですが、前回ほどではありませんでした。
11:40 富山北峰展望台
ここでTシャツは汗びっしょりだったので、着替えました。
脱いだTシャツを絞ってみたら、汗がポタポタでは無く、ダーッと大量に落ちて驚きました。
山の中腹以上はガスっていて視界数メートルと湿度100%のような感じでしたが、まさかこれほどの汗とは思ってもいませんでした。
(ガスっていて全く下界が見えない)
ここで、どうするか考えました。
前回よりは良いのですが、その違いは多少レベルで、ハッキリと一巡り出来る自信まではありませんでした。
しかし、せっかくの天気なので、行けるところまで行ってみる事にしました。
もしかしたら、最低地点から0.5山の長い上り途中でギブアップするかも知れないし、二山目の伊予ケ岳の上りでギブアップするかも知れませんが、兎に角行けるところまで行く事にしました。
12:40 六地蔵
0.5山は無事クリア出来て安堵し、少し下って伊予ケ岳の西側登山道入り口の六地蔵まで来て一休みしました。
途中少し辛かったのですが、何とか休まずに来れました。
しかし、これから始まる伊予ケ岳はそう言う訳には行かないだろうと思い、無理せず途中で何度も休む事にしました。
案の定、いつもなら尾根の肩の東屋まではノンストップで登るのですが、ゆっくり3回休んで東屋まで登りました。
そこから先は急なロープ場/鎖場が続くので、ウエイトの入ったザックを降ろして軽身で登ろうかとも思いました。
しかし、ここでザックを降ろして登った事は無いので、ここも途中休み休みでも良いので、背負ったまま登る事にしました。
但し、ロープや鎖はこれまでのように絶対使わないのでは無く、いざと言う時には躊躇無く使う事にしました
ここは泥岩質の岩場なので濡れると滑り易いのです。
また、暫くぶりだったのですが、その間に足場になっていた箇所も崩れていて大分変化していました。
そのような箇所ではロープや鎖を掴みました。
13:31 伊予ケ岳
ロープ場/鎖場区間も途中休み休み登ったので大分時間は掛かりましたが、何とか伊予ケ岳山頂に登れて大分安堵しました。
ザックを降ろして、痛くなった両肩を叩いてほぐしました。
ウエイトを背負っていてもヒョイヒョイ登っていた頃が信じられませんでした。
やはり歳なんだろうか、それとも4月の外秩父大会以降は11月の日本スリーデーマーチに向けて平地コースを歩くようになったからだろうか。
(山頂に一輪だけ咲いていた藪萱草)
山頂直下の祠には毎回寄っているので、今回も寄ってみたら、何と小さな祠に積み上げていた私のお賽銭がきれいに無くなっていたのです。
元々祠側には降りないようにロープが張ってあるし、急斜面で草も茫々なので普通の方は掻き分けて降りる気も湧かないし、分け入っても階段は崩れていて階段脇の草を掴みながらでないと上り下り出来ないのです。
そんなところなので、お賽銭は私が積み上げた100円玉だけでした。
以前は年に一度はきれいに草が刈られてお賽銭も回収されていたのですが、数年前から全く掃除もされず回収もされなくなったのです。
それが、きれいに回収されていたのでビックリしました。
良くみたら、祠の前だけは草が刈られているようでした。
これを機会に進入禁止のロープは残しておくとしても、階段を復旧して草も月に一度ぐらいは刈ってくれるとありがたいのですが・・・。
14:13 平群天神社
お昼も大分過ぎて空腹になっていたので、お参りしてここの東屋で昼食にしようとしたのですが、ちょうどペットボトルの水が切れたので、バス通りに出てお店の自販機でコーラを買い、そこのベンチで昼食にしました。
おにぎりを二つとも食べれたのでまだバテていない事が分かり一安心しました。
ここでは約40分とかなり長時間休みました。
14:50 出発
ここから3山目登山口の安田橋までは平地歩きなので少し気持ちが軽くなりました。
日差しが急に強くなりましたが、直ぐに雲に隠れて安心しました。
もし、晴天だったら今回のウエイトを背負っての三山巡りは無理だと思いました。
(懐かしい風景。でもこの長雨じゃ・・・)
15:15 安田橋
いよいよ最後の3山目です。
気持ちは最高に不安で暗くなりました。
ここも休み休み行けるところまで行って、もし途中でダメだったら引き返すつもりでした。
意外にも中腹のダイヤモンド牧場まで休まずに登れました。
牧場のおばちゃんと挨拶したら、「良く見るね。」と言うので「はい、しばしば」と返したのですが、もう少し元気があれば気の利いた返事も返せたのに、と残念でした。
でも、見てくれていたんですね。もちろん毎回では無いと思いますが。
そこからが急登で、しかも濡れているので滑り易くて危ないのです。
直線的なコンクリート道路で、表面はツルツルの小石が頭を出していて、苔も付いていて、しかも昨日の雨でまだ濡れているので、登っている間にも数回滑ってしまいました。
この状態で無事に下るのはとても難しいのです。
下りの勢いを止めるにも踏ん張らないといけないのですが、その踏ん張りでも滑ってしまうのです。
尾根の大黒様とその前後でも休みながら、何とか最後の山頂に立てました。
16:19 御殿山
もう登る必要は無いと言う思いと、何とか一巡りできそうになったので、感無量でした。
山頂の東屋で仰向けになって休みました。
ここでも少し長めに休みました。
本当は好きなだけ休めたら1時間ぐらいは休んでいたと思います。
でも、既に16時を過ぎていたので、そろそろ出発しないと最後の区間が歩道も無いブラインドコーナーが続くワインディグなので真っ暗になるととても危険なのです。
地元30km/50kmコースのゴルフ場に挟まれた区間と似ています。
(富山と内房を望む)
(外房を望む)
それでも20分ぐらいは休んでいたと思います。
山頂の祠へお参りして下りました。
(これは何茸?)
実は下り途中に1箇所だけ少し厳しい登りがあるのです。
これが本当に最後の登りです。
いつもなら登り切ったところで立ったまま一休みするのですが、意外にもその必要も無く歩き続けられました。
恐らく、山頂で十分な休息を取った為ではないかと思いました。
いよいよ、危険区間になりました。
少しでも苔が少ないところや乾いているところを選んで歩くのですが、完全に乾いているところは無かったので、勢いを止めながら一歩一歩慎重に進めていたのですが、やはり進めた右足がズーと滑ってしまい、支える左足もズーと一緒に滑ったのです。
尻を着きそうになったのですが何とか持ちこたえて、そのまま道路の外へ出て止まりました。
しかし、道路の外側は崖なので危ないところでした。
17:03安田橋
ここからは約8kmの平地区間です。
ゆっくり目に歩いても2時間あればゴールできると思いました。
危険区間は既にライトを点けいてる車もいましたが、ギリギリ明るい内に通り抜けられました。
途中2回休んでやっとゴール間近の福満寺に着きました。
18:55 福満寺
福満寺に着いた時は真っ暗でした。
無事一巡りできた事に感謝してお参りしました。
既に本堂の戸は閉まっていましたが、敷居のところへお賽銭を置くのはいつもの事です。
いつもなら5分もいずにゴールの駐車場を目指すのですが、今回はタイムを目指している訳では無いので、お寺の東屋で汗拭きタオルを洗い、顔や腕も洗ってスッキリしました。
19:13 ゴール
所要時間:8時間36分
最初は一巡りできる自信も無かったのですが、何とか完歩できて大大安堵しました。
ウエイトありの一巡りの自己ベストは5時間31分です。
これからトレーニングを続ければ3時間の短縮は可能なんだろうか。
やはり歳なのでもう無理なんだろうか。
取り敢えず、当初の予定通り今回のトレーニングを地元50kmへ活かして行こうと思います。